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金沢旅行で海鮮にカレーにスイーツに、ご当地グルメを大満喫

2018年12月11日

皆様、こんばんは。エル・ハラペーニョです。

食欲の秋を経て冬を迎えたわけですが、やっぱり冬は冬で魅力的なグルメもたくさんありますよね。

冬のボーナスが入ったから、ちょっぴり贅沢しちゃおうかな、なんて考えている方も多いのではないでしょうか。

この度、私は2泊3日の金沢旅行に行ってきましたので、主にグルメを中心にご紹介します。

行程毎にまとめようか、それともジャンル毎にまとめようかとも思ったのですが、今回はエリア毎にご紹介することにしたので、かなり長めの記事になってしまいましたが、金沢観光のご参考に頂けますと幸いです。

金沢駅エリア

日々魚数寄 東木の絶品和食ランチ

金沢駅到着早々向かったのがこちらです。

(写真:東木)
金沢駅から徒歩5分程 日々魚数寄 東木

とても素敵な雰囲気で、普段東京にいたら間違いなく入ることに躊躇してしまうであろう佇まい。

こんなお店に入れるのも、旅だからこそですね。

そして頂いたのがこちら。

(写真:魚数寄ランチ)
魚数寄ランチ(1,000円)

見てください、この豪華さ。

お魚とお野菜を中心とした10品の小鉢に、ご飯とお味噌汁で1,000円という破格の日替わりランチです。

「あれ、10品なくない?」と気づいたあなた! ご名答です。

ご飯の裏にメザシが隠れてしまっているという痛恨のミスはさておき、実は上掲の8品に追加で2品、食べ進めてから出していただけるのです。

(写真:卵焼き)
追加①:ふわっふわの卵焼き

絶品のだし巻き卵と

(追加②:かき揚げ)
追加②:野菜のかき揚げ

サクッサクのかき揚げが追加されます。

なんとなんと、それだけではないんです。

(写真:おこげ)
おかわりご飯はおこげたっぷり

ご飯のおかわりをお願いすると、おかわりご飯はおこげになっていたり、

(写真:おかわりお味噌汁)
おかわりお味噌汁はネギときのこ

同じくおかわりのお味噌汁は、一杯目はかぶのお味噌汁だったのが、きのこになるんです。

この心遣いが本当に憎いですね。

ご飯の分量も、男性には多めに、女性には少なめに、といった具合に食べる人に合わせて出してくださっているので、最後まで美味しく頂けます。

たったの1,000円で、この究極のおもてなし、食べログTOP5000受賞の実力は伊達ではありません

金沢に再訪した際には、必ずまた大将の作る絶品ランチを頂きたいと思います。

ただ、私も一ヶ月近く前に予約の電話を差し上げたのですが、早めの時間は埋まってしまっていて13時からの回の案内となったので、金沢旅行が決まり次第の早めの電話予約がおすすめです。

近江町市場エリア

そして、やはり金沢旅行の最大の目的は近江町市場で食べる絶品海鮮だという方も多いのではないでしょうか?

近江町市場寿し

海鮮といったらやはり外せないのはお寿司ですよね。

近江町市場でも評判の「近江町市場寿し」に行ってきました。

(写真:近江町市場寿し)
近江町市場寿しで頼んだもの

他にも色々食べ歩きしたかったので、品数は少なめです。

のどぐろ(680円)

金沢の代名詞といっても過言ではないのどぐろは、新鮮で身がプリップリ。

(写真:あぶりのどぐろ)
炙りのどぐろ(680円)

炙ったのどぐろも、また香ばしさが出てまた違った美味しさがあります。甲乙つけがたいっ……。

(写真:のどぐろ軍艦)
のどぐろ軍艦(330円)

個数限定のようですが、のどぐろ軍艦は炙ったのどぐろがたくさん乗っていて、とってもリーゾナブル

皮の部分中心のようでしたが、その分脂のノリがよくて絶品

(写真:ガス海老)
ガス海老(680円)

そして忘れちゃいけないのがガス海老でしょう。

元々、色が悪くなっちゃう事が多くて、主に北陸の地元でしか出回っていなかったこの海老、甘エビ以上に食感が良くて、甘みも強くて、のどぐろに負けずとも劣らない絶品です。

甘エビ(400円)

甘エビも絶品だったんですが、ガス海老を食べた後だと、少し物足りなさを感じてしまうこの衝撃。

僕的MVPはガス海老かもしれません。

大松水産

絶品のお寿司を頂きましたが、まだまだ色々食べてみたいと近江町市場をブラブラしていて見つけたのがこちら

大松水産の店頭で立ち食い

大松水産さんです。近江町市場にはちょこちょここうやって店頭で立ち食いさせてくれる魚やさんがいらっしゃるんです。

(写真:大松水産)
大松水産で立ち食い

左上から時計回りにエゾバフンウニ、梅貝(ばい貝)、香箱蟹×2です。

バフンウニは内容量こそ少ないのですが、濃厚で絶品です。

ばい貝は、つぶ貝とも似た食感でコリコリ。他の金沢グルメではなかなかない食感が食欲をそそります。

そしてやっぱりこの時期の金沢にいくなら香箱蟹は外せないですよね。

(写真:香箱蟹のアップ)
香箱蟹、卵がたっぷり

実は私も、香箱蟹の狩猟解禁期間を狙って金沢旅行を組んだぐらいの香箱蟹ファンなのです。

香箱蟹とは、ズワイガニの雌の事です。

雌のズワイガニは成長途中で脱皮が止まるので、かなり小ぶりですし、身も雄の方がしっかり締まっていて美味しいんです。

でも、ズワイガニの雌、香箱蟹にしかない特徴がこの卵。プチプチの卵を、蟹味噌と身と合わせて食べるともう天国

雄のズワイガニとはまた全く違った美味しさなんです。

香箱蟹は乱獲防止の為、11月頃~1月頃までの2ヶ月間のみの狩猟解禁のようですので、気になる方はしっかり調べてから金沢行きの予定を立ててくださいね。

近江町コロッケ

思う存分海鮮を満喫すると、少し油っこいものが恋しくなったりしますよね。

そんなニーズにも近江町市場は応えてくれます。

(写真:近江町コロッケ)
近江町コロッケ

市場には大人気のコロッケやさんもあるんです。

(肉コロッケ)
肉コロッケ

どこか懐かしいお肉たっぷりの肉コロッケや

(枝豆たっぷり枝豆コロッケ)
枝豆コロッケ

枝豆たっぷりの枝豆コロッケ

たこ・ネギ入り揚げ棒

たことネギの入った揚げ棒などの豊富なメニューが、海鮮で満たされたお腹に、また別腹で入っていきますよ!

金沢おでん いっぷくや

冬の寒い金沢を歩いていると、無性に食べたくなるのが温かいおでんです。

近江町市場の中にあるいっぷくやさんで金沢おでんを頂きました。

(写真:金沢おでん)
金沢おでん

思わず色々な具を頼んじゃいましたが、いくつか個人的なお気に入りをピックアップします。

(写真:ばくだん)
ばくだん(390円)

最初に目を引くのがこの「ばくだん」でしょう。

ゆで卵を丸ごとすり身で包んだこのメニューは、プリプリのすり身と卵がボリューム満点で二度美味しくてとてもオススメ!

(写真:車麩)
車麩(180円)

同行者とシェアしたのでハーフサイズになってしまっていますが、お出汁をたっぷりすったお麩です。

いっぷくやさんの人気ナンバーメニューなのも納得の、食べるお出汁とでも言うべき一品です。

「あぁ、染みる~」って言葉はこの車麩の為にあると言っても過言ではないでしょう(笑)

赤巻(130円)

東京ではあまり見かけないですが、北陸ではおなじみの蒲鉾だとのこと。

普通の蒲鉾とは少し違うんでしょうか? いい具合に味が染みてて美味しいです。

今度家おでんをする時には、蒲鉾を入れてみようかな……。

(写真:ばい貝)
ばい貝(350円)

つぶ貝とも似た見た目のばい貝です。貝らしい旨味とコリコリした食感は絶品でした。

カレーのチャンピオン(チャンピオンカレー)

そして金沢に行くからには絶対食べたかったのが、この金沢カレーです。

LカツカレーM(790円)

金沢カレーのスタイルを確立した創業者のお店だからか、金沢カレーの「元祖」とも呼ばれるらしい、チャンカレです。

大きなロースカツ、ドロっと濃厚なカレールー、そしてさっぱり美味しいキャベツのバランス感は絶妙です。

東京でも有名なゴーゴーカレーと比べると、カレーの色も比較的茶色っぽく、結構食べやすい印象です(無論、濃厚ではあるのですが)。

きっとこのカレーが嫌いな人はこの世にいないと思わせてくれるような絶品カレーでした。

穀屋たなつや(じろあめソフトクリーム)

美味しいご飯をたくさん食べると欲しくなるのがデザートですよね。

でも、「たくさん食べちゃったし、更にデザートまで食べちゃうなんて……」という罪悪感があるのもまた事実。

そんな罪悪感を忘れさせてくれるデザートがこちら

じろあめソフトクリーム(400円)

豆乳ベースのさっぱりしたソフトクリームに、穀物由来の「じろ飴」で甘みを出したソフトクリームです。

砂糖も人工甘味料も不使用! これなら罪悪感を感じる必要はなし! 多分(笑)

ヤマト醤油味噌(玄米ソフトクリーム&アイスにかけるしょうゆ)

ご飯をたっぷり食べた後のデザートが一種類では足りないという読者の皆様にオススメなのがこちら。

玄米ソフトクリーム(350円)withアイスにかけるしょうゆ

ヤマト醤油味噌さんの玄米甘酒ソフトクリームです。

金沢県内に複数店舗あるヤマト醤油味噌さんですが、近江町市場からだと、道を挟んだ向こう側のめいてつ・エムザの地下1階にあります。

玄米と甘酒の繊細な甘さのソフトクリームに、なんと「アイスにかけるしょうゆ」をかけて頂きます

丸大豆醤油に水飴で甘さととろみをつけているとのこと。

ソフトクリームと合わせて食べると、みたらし団子のような味になって美味しいです。

これは、スイーツが苦手な男性と一緒に食べるのもいいかもしれません。

僕は、アイスにかけるしょうゆではなく、家でも金沢風おでんを作るべく「魚醤 いしるだし」を買ってしまいましたが、上記バナー先からも購入できるようなので、気になる人は通販で購入してみるのもいいかもしれません。

兼六園・21世紀美術館エリア

ここからは少々観光地もご紹介するので、興味がなければスキップしてください(笑)

兼六園

(写真:兼六園①)
兼六園の木々
(写真:兼六園②)

あいにくの雨上がりの曇り空でしたが、よく晴れた日、又は雪が積もった日だったら更に綺麗な風景が見られたんだろうと思います。

金沢城

(写真:金沢城門)
金沢城入り口
(写真:金沢城跡)
金沢城跡

こういったお城に来ると、今のような技術のない時代に、どうやってこれほどまでに立派な建築物を建てたのか、とても気になりますね。

金沢21世紀美術館

(写真:オブジェ①)
オブジェ①
オブジェ②

21世紀美術館は諸般の都合により、軽く覗く程度でしたが、現代アート(?)らしきオブジェがちょこちょこあるのがオシャレでした。

興味のある展示がやっているなら、中を覗いてみるのも楽しそうですね。

ターバンカレー

そして再び食べました、金沢カレー。

先程ご紹介したチャンピオンカレーと創業者は同じですが、色々な事情があって別々の道を歩むことになった「元祖金沢カレー」のお店です。

(写真:Lセット)
Lセット(中)880円

チャンピオンカレーと比べると、より黒々としたカレールーは、酸味もチャンピオンカレーより強めです。

チャンピオンカレーの方がより万人受けしそうな味ですが、ターバンカレーの方がよりクセになる味だと感じました。

どちらもすごく美味しいですが、デフォルトでもトッピングが充実しているターバンカレーの方が食い意地のはった私的には嬉しいかも(笑)

にし茶屋街・長町武家屋敷跡エリア

観光パートを再開するので、グルメ録を求めていらっしゃる方は例によってスクロールお願いします(笑)

長町武家屋敷跡

加賀藩の中級武士が住んでいたエリアは、現在も住居としてその形を留めています。

(写真:武家屋敷跡①)
武家屋敷跡①
(写真:武家屋敷跡②)
武家屋敷跡②
(写真:武家屋敷跡③)
武家屋敷跡③

今回は日本庭園を一般開放している野村家には立ち寄らなかったのですが、ぶらぶらお散歩するだけでもタイムスリップしたような気持ちになれる場所でした。

にし茶屋街

(写真:にし茶屋街)
にし茶屋街

後述するひがし茶屋街と比較すると比較的こじんまりとしています。

にし茶屋街のお食事処、桜桃

(写真:茶蕎麦)
茶屋CAFE茶蕎麦(800円)
ぜんざい(600円)

先述の通り、にし茶屋街は比較的こじんまりとしていて、食事ができるような場所はあまりありませんでした。

次の予定までの時間調整兼雨宿りでお邪魔したのが、こちらの桜桃(ユスラ)さんです。

(写真:和と洋のコラボレーション)
窓の外には和と洋のコラボレーション

カツサンドが人気メニューのようですが、他にも金沢カレー等々メニューが豊富で、雰囲気もすごく良いのでオススメです。

妙立寺(忍者寺)

金沢の名所と言ったらここも外せないでしょう。

(写真:妙立寺)
忍者寺として有名な妙立寺

「忍者寺」の異名を持つ妙立寺です。

(写真:からくり寺)
中にはからくりがたくさん

加賀藩の前田家の祈願所として設立されたお寺で、なんでも徳川幕府による加賀討伐計画が実行に移された場合の出城としての役割も持たせるべく、落とし穴や隠し階段等々のからくりをふんだんに盛り込んで作られたお寺なんだとか。

忍者がいるわけではなく、忍者屋敷のようなからくりが多く施されたお寺という事なんですね。

残念ながら内部は撮影不可だったので、気になる方は是非とも行ってみてください(事前予約は必須です)。

ひがし茶屋街エリア

最後にご紹介するのがひがし茶屋街です。

(写真:ひがし茶屋街の街並み)
ひがし茶屋街の街並み

金沢の街並みというと、このひがし茶屋街のイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

全体的にお店が閉店してしまう時間が早めなので、お買い物ならお昼に行くのがオススメですが、夜のひがし茶屋街もなかなか雰囲気が良いのでオススメです。

VILLE DE CROQUETTE(金澤コロッケ)

(写真:VILLE DE CROQUETTE)
オシャレなコロッケ屋、ヴィレ・デ・クロケット

ひがし茶屋街の入り口にあるのがこのコロッケ屋さんです。

(写真:金澤クロケット)
金澤クロケット(520円)

なんというインスタ映えフードでしょう。

甘えびと五郎島金時がぶぶあられのカラフルな衣に包まれて揚げられています。

上にかかっているのは白エビのムースと金箔

単にインスタ映えを狙っただけではなく、金沢らしさを満喫できるオシャレコロッケでした。

fluffy(加賀棒茶のパンケーキ)

ひがし茶屋街を抜けた先にある超人気店がこちら。

(写真:fluffy)
fluffy

パッと見ではパンケーキ屋さんだとは思えない外見ですね。

(写真:加賀棒茶のパンケーキ)
加賀棒茶のパンケーキ(850円)

ゆっくり10分以上かけて焼き上げたパンケーキはふわっふわでしっとりしています。

なんとなく男子的に「わざわざ外出してまでパンケーキ? ホットケーキと何が違うの?」みたいな気持ちがどこかにあったのですが、これは家では作れません

甘さ控えめで、口に運ぶと香るほうじ茶の香りが、大人美味しいです。

食器も、一枚一枚異なる和食器を使っているらしく、随所に店主のこだわりが感じられる最高の甘味で金沢旅行を締めくくる事ができました。

おまけ:金沢旅行の余韻に浸って

こんな具合で金沢グルメを満喫してきたのですが、実は私、金沢到着早々財布を紛失してしまいました……。

到着早々銀行やカード会社に利用停止・再発行の連絡をし、帰京してからは有給を頂戴して、マイナンバーカードや免許証等の再発行をしてきました。

そのあまりの辛さに、免許証再発行後にヤケ食いしてしまったのがこちらになります。

金澤濃厚豚骨ラーメン 神仙

品川駅高輪口の高架下の「品達品川」内に出店してる金澤濃厚豚骨ラーメン神仙です。

(写真:豚骨醤油ラーメン)
豚骨醤油ラーメン(780円)

残念がら本店に行く機会が取れなかったので、品川にて頂きます。

(写真:極細麺)
醤油ラーメンの麺は極細

味噌ラーメンは太めな麺のようですが、醤油ラーメンは極細麺。ドロッドロの濃厚醤油豚骨スープに、よく絡みます。

(写真:濃厚スープ)
濃厚スープ

濃さとしては家系ラーメンを彷彿とさせるような濃厚スープ。例えが適切かは分かりませんが、家系ラーメンと天下一品を足して2で割ったような雰囲気のスープです。

濃厚なのですが、豚骨の臭みはなく、すいすい飲めちゃう絶品スープは是非とも一度食べていただきたいです。

ゴーゴーカレーのメジャーカレー

ヤケ食いしてしまったというのは主にこちらの事。

(写真:メジャーカレー)
メジャーカレー(エコノミー)1,000円

ついつい金沢カレーの火付け役であるゴーゴーカレーも食べたくなってしまいました。

カレーに、チキンカツ、ロースカツ、ゆで卵、ウィンナー2本、エビフライ1本がついた超豪華セットです。

本来1,500円超のトッピングが1,000円で頂けるなんてお得すぎる!

カレールーは色の濃さと比例するように、チャンピオンカレーやターバンカレーよりも更に濃厚ですし、コストパフォーマンスの高さは随一なのではないでしょうか。

ただ、メジャーカレーにしてしまうと、具が多すぎるからなのか、他の2社とくらべてルーが不足気味になる印象があります。

次回以降は、無難にロースカツカレーにしようと思います。

それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

財布紛失時の対応についても、せっかくだから記事にしようかな……。

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