こんばんは。昨日のスコッチグレインの工場見学会の興奮冷めやらぬエル・ハラペーニョです。
いや〜、自分の愛する革靴がどんな風に作られているのか、今までもSCOTCH GRAINのyoutubeチャンネルで見たことはありましたが、改めて自分の目で各工程を見て、社長さん、社員さん、職人さんの靴作りに対する熱い想いを生で感じ取った事で、今まで以上にスコッチグレインというブランドと、私の所有している靴への愛情が増しました。
今日は、昨日の記事にも少し記載しましたが、工場見学会の特別販売会で購入したスエードローファーを履きおろしたのでご紹介したいと思います。
私自身、実は高校時代以来のローファーですので、ドキドキワクワクです。
SCOTCH GRAIN スエードローファー
それでは早速紹介したいと思います。
昨日スコッチグレインの工場見学会にて購入した黒いスエードローファーです。

品番はF-1240となっています。
恐らくはアウトレット限定モデルなので、公式サイトにはスペックの記載がないのですが、公式のアウトレットブログの記載を読む限りだと、
- イタリアのシャラーダ社のスエード生地を使用
- ウィズは3E
- ブラック、ダークブラウン、ベージュ、ボルドーの4色展開
のようです。(もし間違っていたらご指摘ください)
手触りもとても良く、スエードならではの起毛感が柔らかい印象を与えてくれます。
また、フォルムも、近年縦長いローファーを目にすることもしばしばありますが、こちらはちょうど良い長さと丸みで、どんなファッションにも合わせやすそうなのが◎です。
サイドビュー
次に横から写真を撮ってみます。

サドルは無難に使いやすいハーフサドルです。
サドルがソールまで伸びているフルサドル、サドルの端がローストビーフのようにぐるぐる巻きにされているビーフサドル等のディテールもいいですが、やはりハーフサドルが個人的には一番スッキリとした印象で好みです。
ソールについて
次はソールを見ていきます。

靴底はラバーソール仕様です。
これについては、賛否両論あろうかと思いますし、私自身も本来は圧倒的にレザーソール派です。
(理由は、歩いた時に靴が小気味よい音を立ててくれて、なんとなくテンション上がるからです 笑)
でも、スエード素材は比較的雨にも強い素材である事を考えると、多少の雨の日にも履けるラバーソールの方が使い勝手が良いので、個人的にはこの仕様はドンズバです。
匠ジャパンのサイトを見ると、スコッチグレインが採用しているラバーソールには数種類あるようですが、これは「グリッパーソール」という種類のようです。
完全にラバーで覆っちゃうのではないのが特徴なのでしょうか?
難しい事はよく分かりませんが、よく見るとスコッチグレインのロゴのベンチメイドキャラクターが彫られているのが、遊び心があってキュートだと思います。
実際に履いてみた
そんなわけで、このスエードローファーを履きおろします。
こちらが今日のコーデです。

白のパンツと黒いスエードローファーのコントラストがとても良いですね(自画自賛)
ご参考までに、白のパンツはユニクロのイージーアンクルパンツ(ピケコットン ※現在取り扱いはない模様)、靴下は同じくユニクロのベリーショートソックスのブラックです。
今日はお昼前に家を出て、夕食を食べてから帰宅したのですが、帰宅する頃には足はかなり痛くなってしまいました。
ご参考までに、私はEウィズの場合には27cm、EEEウィズの際には26.5cmのスコッチグレイン製品をこれまでも愛用しており、今回もEEEウィズなので、26.5cmのスエードローファーを購入しております。
私は今まで一度もスコッチグレインの靴で靴擦れを起こしたことはなかったのですが、今回ついに右足の踵が靴ずれを起こしてしまったのと、履いてから数時間経つと甲が強く締め付けられるような感覚がありました。
これに関しては、紐で固定する事のできないローファーの特性上、ある程度仕方のない事ですので、今後何度も履きながら自分の足に合った形に育てていきたいと思います。

あと、これはどちらかというと白パン着用時の注意点なのかもしれませんが、随所にこのような汚れが発生してしまいました。
足を組んだりした際に靴底の汚れを擦りつけてしまったのか、履きおろしたばかりという事もあってスエード生地の色が移ってしまったのかまでは不明ですが、裾口の内側も少し黒くなっていたので、どちらかというと後者の可能性が高そうです。
皆様におかれましては、白パンや色の薄いズボンを着用する際には、くれぐれもご注意ください。
おわりに
レギュラー商品ではない為、情報も少ないスコッチグレインのスエードローファーのレビュー、いかがでしたか?
見ての通り、まだまだ私も履きこなせてはいないのですが、個人的にはとても気に入っており、カジュアル寄りの場面で履く靴の大本命だと感じています。
この靴を育てていく様も、引き続きこのブログでご報告していければと思いますので、今後とも見守って頂けますと幸いです。