皆さん、こんばんは。エル・ハラペーニョです。
突然ですが、皆様の勤務先には、目標にしたいようなイケリーマンの先輩はいらっしゃいますか?
幸運にも私の周りには憧れのカッコイイ先輩が大勢います。
そんな先輩方を見ていると、共通項が一つあるように思えます。
それは、履いている革靴がカッコイイ事。
「足元を見る」なんて言葉もあるように、やはり靴はその人を映す鏡。
素敵な靴を履いている人は、その人間性も素敵な人が多いように思います。
私も、少しでも素敵な人間に近づくべく、なるべく素敵な靴を履くようにしています。(無論、人間性を高めるべく自己研鑽もしていますよ 笑)
今日は、このブログのトップ画像にも使用している、私の一番お気に入りの靴を紹介します。
SCOTCH GRAIN 40周年記念モデル

2018年7月11日(水)に発売された、スコッチグレインの40周年記念モデル、No.20181です。
40周年記念モデルは、E,EEE,EEE,キングサイズの4種類のウィズ・サイズバリエーションが用意されていますが、私は一番シュッとしてカッコイイかなと思って、EウィズのNo.20181を購入しました。
公式サイト記載のスペックがこちら
カラー:ブラウン
http://www.scotchgrain.co.jp/special/40thmodel.html
サイズ:23.5cm~27.0cm
ウィズ:E
デザイン:セミブローグ
製法:グッドイヤーウェルト製法
甲革:ベガノ(アノネイ社/フランス)
中底:牛革
表底:アンバーソール(レザー)
付属品:木製シューキーパー・シューズバッグ・同革ベルト付き
同一木型:インペリアルブラックII 他
スコッチグレインの最高級グレード「インペリアル」シリーズの木型をベースに、フランスのアノネイ社に別注した特別カラーで仕立てたモデルのようです。
公式サイトにリリースされた瞬間から狙っていて、発売初日にダッシュで退社して銀座本店に購入しに行った事が昨日のように思い出されます。
履き心地も絶妙で、終日履いていても全然疲れません。
ネット上では、スコッチグレインの革靴は踵が緩いなんていう噂もありますが、直営店のシューフィッターさんに相談しながらサイズを選んだからか、それとも純粋に私の足に合っているのか、個人的には全然気になりませんでした。
せっかくですので、今日は靴磨きをしながら、40周年記念モデルの様々な表情を紹介していけたらと思います。
ステインリムーバーで化粧落とし
まずは、ステインリムーバーを使って40周年記念モデルをすっぴんにしちゃいます。

M.MOWBRAYのステインリムーバーを使うとこんな感じになりました。
デフォルトの状態でも靴先は少し色が濃くなっていて、なかなか艶がありますね。
アノネイ社の高級カーフの賜物でしょうか?
横から見た姿はこちら

こうすると尚更色のグラデーションがしっかりと分かりますね。
写真だと濃く見えますが、実物は一般的なライトブラウンの革靴よりも、ワンランク明るいライトブラウンになってます。

購入してから約三ヶ月、いい感じにシワもついてきましたし、よく見ると傷もちらほらありますね。
でも、そんなシワや傷も含めて革靴の魅力。育ってきたな〜となんだか感慨深いです(笑)
乳化性クリームを塗り込みます
それでは、早速乳化性クリームを塗り込みます。
私が愛用しているのは、スコッチグレインも推奨している、BootBlackの乳化性クリームです。
無難にLIGHT BROWNカラーを選択していますが、少し変わった色のクリームを使って自分好みに育てていくのも面白そうです。

う〜ん、写真だと少し分かりづらいですかね?
目で見ると、全体的に補色されていい感じの色味になっています。

横から見ると多少は分かりやすいでしょうか?
すっぴんの時と比べると、だいぶ色艶が増していますね。

どうでしょう、つま先の傷もクリームの補色効果で目立たなくなっています。
ブートブラック、恐るべし!
油性クリームとウイスキーでモルトドレッシング
これだけでもだいぶ素敵な表情を見せてくれるようになりましたが、最後の仕上げに入ります。
使うのは、やっぱりBootBlackの油性クリームです。
使用カラーは、スコッチグレインの店員さんにオススメされたMALT BROWNです。
モルトってついてるという事は、モルトドレッシングに最適化されてるのでしょうか?
詳しい事は分かりませんが、ウィスキーでクロスを湿らせながら、何重にもシューポリッシュを塗り込んでいきます。

これは流石に分かりやすいですね。つま先がピッカピカです。

横から見ても、やっぱりつま先とのグラデーションが素敵ですね。

つま先はこんな感じになりました。
普段歩いてる時にはだいたいこんな感じに見えるわけですが、やはり靴先が光っていると、テンション・モチベーションが上がります。
せっかくなので、分かりやすくつま先のアップのビフォーアフターも


改めてこうやって比較してみると、少し時間はかかりますが、モルトドレッシングも含めた靴磨きフルコースを施して良かったなって思います。
おわりに
ちなみにこの40周年記念モデル、靴だけでなくおまけもついてきます。

先程までの各画像にも写っている、純正木製シューキーパーと、この写真に写っている同革ベルト、そしてシューズ・バッグです。
靴とベルトの色味を合わせるのはビジネスファッションの基本ですが、靴と全く同じ色のベルトなんてなかなか手に入りませんから、セットでついてくるのはありがたいですね。
でも、磨く度にシュークリームで靴に補色していたら、少しずつベルトと靴の色味が異なってきてしまったのが最近のお悩み。
ベルトにもシュークリームを使っても良いのでしょうか?
「私はこうしてますよ」って対策法をご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ともコメントください!
さて、どうして本日、急にスコッチグレインの革靴について投稿したのか。
その答えは……。
トランキーロ、あっせんなよ!